OMACHI創造計画
七ぶらシネマ通り
最盛期、“七間町通り”にあった映画館の数は13館。この『七ぶらシネマ通り—七間町通り』は札之辻から安倍川へ走り東海道へ繋がる場所で、昔から人が多く行き交う街の入り口でもあった。街の外れに位置していたため、活動写真や芝居小屋、寄席、飲食店、遊技場が軒を連らね、昼夜を問わず賑わいを見せていたという。休日になると幅広い層の人々で溢れかえる七間町通りは、戦後、静岡随一の大商店街となり映画ブームと供に10館以上もの映画館が軒を連ねる映画街としても栄え「七ぶらシネマ通り」と名付けられていった。